作業療法士(OT)は、ピラティスととても相性が良い分野です。近年、医療・介護の枠を超えて「予防」「セルフケア」「ボディワーク」へ関心が広がる中、OT×ピラティスという働き方を選ぶ人も増えています。

この記事では、
これから作業療法士としてピラティスで働こうか考えている人向けに

  • 必要な資格・スキル
  • 実際の働き方のパターン
  • メリット・注意点 を、作業療法士目線でわかりやすくまとめます。

なぜ作業療法士とピラティスは相性がいいのか

作業療法士の強みは、

  • 解剖学・運動学に基づいた評価力
  • 痛みや機能障害への介入
  • 「生活動作」に繋げようとする視点

にあります。

ピラティスは単なるエクササイズではなく、

  • 姿勢
  • 呼吸
  • 動作の質

を整えるメソッドです。

そのため、**「なぜこの動きが必要か」「この人にとって重要か」**を説明できるOTは、ピラティス現場で非常に重宝されます。


作業療法士がピラティスで働く方法

① 正社員のピラティスインストラクターとして活動する

最も一般的なのは、ピラティス資格を取得し、

  • ピラティススタジオ
  • フィットネスクラブ

でインストラクターとして働く方法です。

OT資格+医療知識があることで、

  • 腰痛・肩こり
  • 産後・更年期
  • 既往歴のあるクライアント

にも安心感を提供できます。



② 副業・個人事業としてピラティスを行う

最近増えているのが、

  • 平日は病院勤務
  • 休日や夜にピラティス指導

という副業スタイルです。

オンラインレッスンや、 女性向け・シニア向けなど対象を絞ったサービスにすると、OTの専門性がより活きます。


ピラティスで働くために必要な資格は?

作業療法士資格だけでは、ピラティス指導はできません。 そのため、民間のピラティス資格を取得するのが一般的です。

代表的な資格には、

  • マットピラティス
  • マシンピラティス(リフォーマーなど)

があります。

①の正社員の場合、スクールや資格取得代が無料ないしは割引があるところが多いです。

また、OTの場合、基礎解剖の理解がある分、学習はスムーズなことが多いです。


作業療法士がピラティスで働くメリット

  • 医療現場以外でも専門性を発揮できる
  • 自由度の高い働き方が可能(勤務時間も7:00~23:00など様々)
  • 病院・施設にはない福利厚生がある(レッスンの割引)

特に、

「治す」だけでなく「整えて続ける」

という関わりができる点は、OTとしてのやりがいにつながります。



作業療法士としてピラティス募集している企業

ピラティスインストラクターの募集は様々な企業でされていますが、特に作業療法士資格を活かせる企業を調べてみました。


luluto
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『luluto』は、身体の専門家である理学療法士が考案したピラティススタジオです。全職員で理学療法士37%、作業療法士3%とリハ職を積極的に採用しているようです。医療系国家資格者は資格手当で+20,000~のようです。業務委託もあり、1レッスン 2,800円、70本目以降は 1レッスン 4,100円の単価です。

Pilates Studio DEP
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また、資格手当があるかは不明ですが、Zen Placeという企業のHPでもちょくちょく「理学療法士」のキーワードがあるため、理学療法士・作業療法士の積極的な採用があるかもしれません。

注意点・知っておきたいこと

  • 医療行為ではないため、「評価→介入→再評価」という流れを時間をかけて行えない。
  • OT資格=即ピラティスで働けるわけではない。別途資格が必要。
  • 指導内容だけではなく、見せ方・雰囲気やコミュニケーション力も必要

作業療法士がピラティスで働くことには、
予防医療に関われることや収入アップとは引き換えに
医療資格保持者としての立場の曖昧さ資格・スキルの新たな取得の必要性があります。


まとめ|OTだからこそできるピラティスの働き方

作業療法士がピラティスで働くことは、 キャリアの選択肢を広げるだけでなく、

  • 予防
  • 生活
  • セルフケア

というOTの本質を、より自由な形で届ける方法でもあります。

「病院以外で働いてみたい」 「運動を通して生活を支えたい」

そんな思いがある方に、OT×ピラティスはとても相性の良い道です。


※このブログでは、作業療法士目線でのヨガ・ピラティス・セルフケアについても発信していきます。

ABOUT ME
ましろ
作業療法士として医療現場に携わりながら、大学院で研究をしています。20代で現在は社会人3年目です。 ヨガやピラティス、脱毛・エステなどの美容が好きで、いろいろ通いました。 このブログでは、身体や感覚、生活の視点から「無理せず続く美容とセルフケア」を綴っています。